『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「さ」で始まる用語をまとめています。

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さ行

斎祠(さいし)

物忌み(ものいみ)の儀礼のこと。

物忌み(ものいみ)の期間は、

  • 天地の祭祀さいしの時は7日間
  • 宗廟そうびょう・山川の祭祀さいしの時は5日間
  • 小祠しょうしの時は3日間

とされていました。

この期間中、または物忌み(ものいみ)を行う前日にけがれが生じた場合には、物忌み(ものいみ)を取りやめました。


祭酒(さいしゅ)

官の長のこと。

続漢書ぞくかんじょ百官志ひゃっかんし劉昭りゅうしょう注に「官で祭酒さいしゅと呼ばれたものは、すべて第一位の長である」とあります。


采女(さいじょ)

后妃こうひ妃嬪ひひん)に与えられた位階の1つ。

後漢ごかん后妃こうひ妃嬪ひひん)の位階には、

  • 貴人きじん
  • 美人びじん
  • 宮人きゅうじん
  • 采女さいじょ

があり、采女さいじょ美人びじん宮人きゅうじんに次ぐ地位になります。


三公(さんこう)

常設の官職の中で最高位の3職の総称。

三国志さんごくしの舞台である後漢ごかん末期では、太尉たいい司徒しと司空しくうのことを指します。

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『三国志』(さんごくし)

中国では歴史書を三国志さんごくし、歴史小説を三国演義さんごくえんぎと名称で明確に区別していますが、日本で三国志さんごくしと言えば、ほぼ三国志演義さんごくしえんぎのことを指します。

そのため日本では、歴史書を正史せいし三国志さんごくしまたは単に正史せいし、歴史小説を三国志演義さんごくしえんぎまたは単に演義えんぎと呼び分けることがあります。

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『三国志演義』(さんごくしえんぎ)

みん代に羅貫中らかんちゅうによって完成された歴史小説。

正史せいし三国志さんごくしをベースにしながらも、講談や戯曲ぎきょくなどで民間に伝承されてきたエピソードが加えられた大衆歴史小説で、「中国四大奇書」の1つに数えられています。

また、日本で三国志さんごくしと言えば、ほぼこの三国志演義さんごくしえんぎのことを指します。

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三献(さんこん)

祭祀さいしにおいて3度献酒けんしゅする儀礼のこと。社稷しゃしょく五祀ごしで行われました。

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三師(さんし)

太師たいし太傅たいふ太保たいほの3職のこと。

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三代(さんだい)

中華の古代王朝であるいんしゅうの3王朝を総称した呼び名のこと。

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三台 / 三臺(さんだい)

尚書台しょうしょだい御史台ぎょしだい謁者台えっしゃだいのこと。

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算賦 / 筭賦(さんぷ)


三輔(さんぽ)

前漢ぜんかんの都が置かれていた長安ちょうあんを中心とする京兆尹けいちょういん左馮翊さひょうよく右扶風ゆうふふうの3つの行政区画のこと。

三輔(さんぽ)

三輔さんぽ

前漢ぜんかん武帝ぶてい太初たいしょ元年(紀元前104年)に制定され、これらの官庁はいずれも長安城ちょうあんじょう内に置かれました。



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【三国志用語事典】総索引

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