後漢ごかん・三国時代の光禄勲こうろくくんの職務と光禄勲府こうろくくんふの属官・属吏についてまとめています。

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光禄勲(こうろくくん)

職務

光禄勲こうろくくん九卿きゅうけいの1つに数えられる官職で、宮殿の門に宿衛することを担当します。

宮殿の門には郎官ろうかんの中から選ばれた者が交代で宿直し、げきを持って護衛に当たりました。光禄勲こうろくくんは彼らを評価して昇進・降格させます。

また、郊祭こうさい郊祀こうし)においては、三献さんけんを取り仕切りました。

太常たいじょう光禄勲こうろくくん衛尉えいいの3つのけいは、太尉たいいの管轄になります。


前漢ぜんかんの都・長安城ちょうあんじょう後漢ごかんの都・洛陽城らくようじょうには、未央宮びおうきゅう北宮ほくきゅうなど、宮城の内部に前殿と呼ばれる宮殿がありました。

議郎ぎろう以外の郎官ろうかん中郎ちゅうろう侍郎じろう郎中ろうちゅう)はみな宮殿の門に宿衛し、天子てんし出御しゅつぎょ(外出)する際には行列に加わります。

また、中郎ちゅうろう侍郎じろう郎中ろうちゅうのことを三郎さんろうと言います。

基本情報

詳細が不明の箇所は空白にしています。

  後漢ごかん しょく
定員 1人 1人 1人 1人
秩石
品秩
中二千石 三品    
印綬 銀印青綬      

光禄勲の変遷

光禄勲こうろくくんは、前漢ぜんかん初期から三国時代まで、次のように改称されています。

時期 名称
前漢ぜんかん初期 郎中令ろうちゅうれい
前漢ぜんかん武帝ぶてい期以降 光禄勲こうろくくん
王莽おうもう 司中しちゅう
後漢ごかん 郎中令ろうちゅうれい / 光禄勲こうろくくん
三国時代
他の官職についてはこちら

【後漢・三国時代の官職】目次


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光禄勲府

以下は続漢書ぞくかんじょ百官志ひゃっかんしと「ちくま学芸文庫『正史 三国志8』三国官職表」を基に作成しています。【】内は【定員・官秩・品秩】です。

続漢書ぞくかんじょ百官志ひゃっかんし三国官職表さんごくかんしょくひょうで情報が違う場合は、()内に三国官職表さんごくかんしょくひょうの情報を記載します。

光禄勲の属吏

光禄勲丞こうろくくんじょう

【1名・比千石・七品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


光禄勲こうろくくんの次官。


その他

その他のえんは状況に応じて定員を定めます。

漢官かんかんには、光禄勲こうろくくんに所属する員吏いんりは44名。その内訳は以下のようになっており、その他に衛士えいしが81名とあります。

  • 四科しか:10名
  • 百石ひゃくせき:3名
  • 斗食としょく:1名
  • :2名
  • 騎吏きり:6名
  • 学事がくじ:8名
  • 守学事しゅがくじ:13名
  • 官醫かんい官医かんい):1名

光禄勲の属官

五官中郎将ごかんちゅうろうしょう

【1名・比二千石・四品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


五官郎ごかんろうを統率します。

属官
司馬しば

【1名・-・八品】

後漢ごかん=?・=○・しょく=○・=○]

五官郎
  • 五官中郎ごかんちゅうろう【なし・比六百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 五官侍郎ごかんじろう【なし・比四百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 五官郎中ごかんろうちゅう【なし・比三百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]

50歳のろう五官中郎将ごかんちゅうろうしょうに所属されました。


左中郎将さちゅうろうしょう

【1名・比二千石・四品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


左署郎さしょろうを統率します。

属官
左署郎(三郎)
  • 中郎ちゅうろう【なし・比六百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 侍郎じろう【なし・比四百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 郎中ろうちゅう【なし・比三百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]

右中郎将ゆうちゅうろうしょう

【1名・比二千石・四品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


右署郎ゆうしょろうを統率します。

属官
右署郎
  • 中郎ちゅうろう【なし・比六百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 侍郎じろう【なし・比四百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 郎中ろうちゅう【なし・比三百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]
  • 三署主事さんしょしゅじ【各1名・比二千石・四品】
    後漢ごかん=×・=○・しょく=?・=?]
    諸郎の中から優秀な者が任命され、五官左右三署を取り仕切ります。

虎賁中郎将こほんちゅうろうしょう

【1名・比二千石・五品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=?]


虎賁郎こほんろうを統率します。

  • 漢書かんじょには「武帝ぶてい期門きもんを設置し、平帝へいていはこれを虎賁こほんと改名した」とあります。
  • 蔡質さいしつ漢儀かんぎには「虎賁中郎将こほんちゅうろうしょうは1,500人の虎賁こほんを統率する。定まった定員はなく、多くの場合1,000人に達する。鶡冠かつかんをつけ、その位は右中郎将ゆうちゅうろうしょうに次ぐ」とあります。
属官
左僕射さぼくや / 右僕射ゆうぼくや

【1名・比六百石・-】

後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]


虎賁郎こほんろうの射撃の訓練を取り仕切ります。

左陛長さへいちょう / 右陛長ゆうへいちょう

【1名・比六百石・-】

後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]


虎賁郎こほんろう詰所つめしょに宿直し、朝会には宮殿内に待機します。

漢官かんかんには「陛長へいちょう墨綬銅印ぼくじゅどういんびる」とあります。

虎賁郎(四郎)
  • 虎賁中郎こほんちゅうろう【なし・比六百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=?]
  • 虎賁侍郎こほんじろう【なし・比四百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=?]
  • 虎賁郎中こほんろうちゅう【なし・比三百石・八品】
    後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=?]
  • 節従虎賁せつじゅうこほん【なし・比二百石・八品】
    後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]

虎賁郎こほんろうは宿衛して天子てんしのそば近くに仕えます。

また、荀綽じゅんしゃく晋百官表しんひゃっかんひょうの注には「虎賁中郎将こほんちゅうろうしょうに所属するろうについて、すべて父が死んだ後に子が代わりをつとめるのは、かんの制度であった」とあります。


羽林中郎将うりんちゅうろうしょう

【1名・比二千石・五品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=羽林左右都督うりんさゆうととく(各1)・=羽林督うりんとく


羽林郎うりんろうを統率します。

  • 漢書かんじょには「羽林郎うりんろうを設置した当初は建章営騎けんしょうえいきと呼んでいたが、のちに改名した」とあります。
  • 蔡質さいしつ漢儀かんぎには「羽林郎うりんろうは128名であるが定まった定員はなく、その位は、虎賁中郎将こほんちゅうろうしょうに次ぐ」とあります。
  • また、羽林郎うりんろうの任官者はやがて地方に転出して三百石のじょうに任命されました。

後漢ごかん末期には羽林中郎将うりんちゅうろうしょうとは別に、東中郎将ひがしちゅうろうしょう南中郎将みなみちゅうろうしょう西中郎将にしちゅうろうしょう北中郎将きたちゅうろうしょうの4つの中郎将ちゅうろうしょうが設置され、それぞれ軍隊をひきいて反乱の征伐にあたっていました。


羽林左監うりんさかん

【1名・六百石・五品】:じょう1名

後漢ごかん=○・=○・しょく=羽林監うりんかん=×]


羽林左騎うりんさきを統率します。

羽林右監うりんゆうかん

【1名・六百石・五品】:じょう1名

後漢ごかん=○・=○・しょく=×・=×]


羽林右騎うりんゆうきを統率します。

羽林郎
  • 羽林郎うりんろう【なし・比三百石・八品】

羽林郎うりんろうは宿衛して天子てんしのそば近くに仕えます。

羽林郎うりんろうには、涼州りょうしゅう漢陽郡かんようぐん隴西郡ろうせいぐん安定郡あんていぐん北地郡ほくちぐん幷州へいしゅう上郡じょうぐん西河郡せいかぐんの6郡の、商人・工人・芸人などの職業を除いた良家の子弟から選んで任命されました。

同じ天子てんしのそば近くに仕える郎官ろうかんでも、虎賁郎こほんろうは歩兵・弓兵(または弩兵)、羽林郎うりんろうは馬術に優れた涼州りょうしゅう幷州へいしゅうからりすぐられた騎兵となります。

また漢官かんかんには「羽林左監うりんさかん羽林右監うりんゆうかんには孝廉郎こうれんろうが任官し、900人の羽林郎うりんろうを統率する。羽林左監うりんさかん羽林右監うりんゆうかんの属官と史吏しりはすべて羽林郎うりんろうの中から選ばれた」とあります。


文属(ぶんぞく)

以下の官職は、形式的には光禄勲こうろくくんに属しますが、実際は天子てんしに直属する官職になります。

奉車都尉ほうしゃとい

【なし(漢官かんかんでは3名)・比二千石・六品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


天子てんし乗輿車じょうよしゃの管理をします。


駙馬都尉ふばとい

【なし(漢官かんかんでは5名)・比二千石・六品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


駙馬ふば天子てんし乗輿車じょうよしゃえる予備の馬)の管理をします。


騎都尉きとい

【なし(漢官かんかんでは10名)・比二千石・六品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


羽林うりんの騎兵を監督します。


光禄大夫こうろくたいふ

【なし(漢官かんかんでは3名)・比二千石・三品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


定まった職務はなく、天子てんしの使者として詔書しょうしょを届けたり、諸侯王しょこうおう継嗣けいし葬礼そうれいへの弔問ちょうもんします。

属官
太中大夫たいちゅうたいふ

【なし(漢官かんかんでは20名)・千石(漢官かんかんでは比二千石)・七品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


みことのりによって開催された会議に参加して意見を述べます。

中散大夫ちゅうさんたいふ

【なし(漢官かんかんでは30名)・六百石・七品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


天子てんしの補佐官。一定の職責を持たず、天子てんしの質問への回答や郡国への使者など、状況に応じて任務を与えられます。

諫議大夫かんぎたいふ

【なし(漢官かんかんでは30名)・六百石・七品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


天子てんしの補佐官。一定の職責を持たず、天子てんしの質問への回答や郡国への使者など、状況に応じて任務を与えられます。

議郎ぎろう

【なし・六百石・七品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]


天子てんしの質問に対して意見を述べます。


謁者僕射えっしゃぼくや

【1名・比千石・五品】

後漢ごかん=○・=○・しょく=?・=?]

謁者台えっしゃだいの長で、謁者えっしゃを統率し、天子てんし出御しゅつぎょ(外出)する際には車馬を先導します。

属官
常侍謁者じょうじえっしゃ

【5名・比六百石・-】

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=?]


宮殿において臣下が時節に応じた威儀を正すことを監督する。

謁者えっしゃ

【30名・比三百石〜六百石・-】

後漢ごかん=○・=○(10)・しょく=○(?)・=?]


官職の任命、百官の序列、顧問応対、取り次ぎなどを行います。

賓客ひんきゃくの補助や官民が上奏したしょう天子てんしに伝達し、しょうに対する天子てんしの決裁を通達します。また、しょう大夫たいふ以下の葬礼そうれいには、天子てんしの使者として弔問ちょうもんします。


  • 給事謁者きゅうじえっしゃ【四百石・-】
    後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]

  • 灌謁者郎中かんえつしゃろうちゅう【比三百石・-】
    後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]

属官一覧表

詳細が不明の箇所は空白にしていますが、他の史料で情報を見つけ次第随時追記します。

官職名下の数字は定員です。


官職名 秩石 備考
品秩
光禄勲丞こうろくくんじょう
(1)
比千石
  • 光禄勲こうろくくんの次官。
  • しょく=同名、建安けんあん24年(219年)。=同名。
七品
五官中郎将ごかんちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 建安けんあん16年(211年)設置。
  • 五官郎ごかんろうを統率する。
  • しょく=同名。
四品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。
八品
属官 五官中郎ごかんちゅうろう
不定
比六百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 五官侍郎ごかんじろう
不定
比四百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 五官郎中ごかんろうちゅう
不定
比三百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
左中郎将さちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 左署郎さしょろうを統率する。
  • しょく=同名。
四品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。
七品
属官 左中郎さちゅうろう
不定
比六百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 左侍郎さじろう
不定
比四百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 左郎さろうちゅう
不定
比三百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
右中郎将ゆうちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 右署郎ゆうしょろうを統率する。
  • しょく=同名。
四品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。
七品
属官 右中郎ゆうちゅうろう
不定
比六百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 右侍郎ゆうじろう
不定
比四百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 右郎中ゆうろうちゅう
不定
比三百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 三署主事さんしょしゅじ
不定
四百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。
南中郎将みなみちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 郎官ろうかんを統率する。
  • しょく=同名。=無。
四品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。=無。
七品
北中郎将きたちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 郎官ろうかんを統率します。
  • しょく=同名。=不明。
四品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。=不明。
七品
虎賁中郎将こほんちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 虎賁郎こほんろうを統率する。
  • しょく=同名。=不明。
五品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • 後漢ごかん=無。
  • しょく=同名。
七品
属官 左僕射さぼくや
1
比六百石
  • 射撃の訓練をつかさどる。
  • 後漢ごかん=のみ。
属官 右僕射ゆうぼくや
1
  • 射撃の訓練をつかさどる。
  • 後漢ごかん=のみ。
七品
属官 左陛長さへいちょう
1
  • 虎賁こほん詰所つめしょに宿直する。
  • しょく=同名。
  • 後漢ごかん=のみ。
七品
属官 右陛長ゆうへいちょう
1
  • 虎賁こほん詰所つめしょに宿直する。
  • しょく=同名。
  • 後漢ごかん=のみ。
七品
属官 虎賁中郎こほんちゅうろう
不定
比六百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 虎賁侍郎こほんじろう
不定
比四百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 虎賁郎中こほんろうちゅう
不定
比三百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
属官 節従虎賁せつじゅうこほん
不定
比三百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • 後漢ごかん=のみ。
八品
羽林中郎将うりんちゅうろうしょう
(1)
比二千石
  • 羽林郎うりんろうを統率する。
  • しょく=羽林左右都督うりんさゆうととく(各1名)
  • =羽林督うりんとく
五品
属官 司馬しば
1
  • 兵をつかさどる。
  • しょく=同名。
七品
羽林左監うりんさかん
(1)
六百石
  • 羽林左騎うりんさきを統率する。
  • しょく=羽林監うりんかん=無。
五品
属官 羽林左丞うりんさじょう
1
  • 羽林左監うりんさかんの次官。
  • 後漢ごかんのみ。
羽林右監うりんゆうかん
(1)
六百石
  • 羽林右騎うりんゆうきを統率する。
  • しょく=無。
五品
属官 羽林右丞うりんゆうじょう
1
  • 羽林右監うりんゆうかんの次官。
  • 後漢ごかんのみ。
属官 羽林郎うりんろう
不定
比六百石
  • 宮殿の門の宿営にあたる。
  • しょく=同名。
八品
虎歩監こほかん
虎騎監こきかん
(各1名)
  • 宿営の士をつかさどる。
  • しょくのみ
繞帳督ぎょうちょうとく
帳下左右部督ちょうかさゆうぶとく
(各1)
  • 宿営の兵をつかさどる。
  • のみ
奉車都尉ほうしゃとい
(不定)
比二千石
  • 天子の車馬をつかさどる。
  • しょく=同名。
六品
駙馬都尉ふばとい
(不定)
比二千石
  • 駙馬ふば(天子の副車)をつかさどる。
  • しょく=同名。
六品
騎都尉きとい
(不定)
比二千石
  • 駙馬ふば(天子の副車)をつかさどる。
  • しょく=同名。
六品
光禄大夫こうろくたいふ
(不定)
比二千石
  • 大夫たいふ議郎ぎろうを取り仕切る。
  • しょく=同名。
三品
属官 太中大夫たいちゅうたいふ
不定
千石
  • 天子てんし顧問こもん応対。
  • しょく=同名。
七品
属官 中散大夫ちゅうさんたいふ
不定
六百石
  • 天子てんし顧問こもん応対。
  • しょく=同名。
七品
属官 諫議大夫かんぎたいふ
不定
六百石
  • 天子てんし顧問こもん応対。
  • しょく=同名。
七品
属官 議郎ぎろう
不定
六百石
  • 天子てんし顧問こもん応対。
  • しょく=同名。
七品
謁者僕射えっしゃぼくや
(1)
比千石
  • 謁者台えっしゃだいの長。天子てんしの車馬を先導する。
    続漢書ぞくかんじょ百官志ひゃっかんし
  • 高官の任命、百官の序列をつかさどる。
    三国官職表さんごくかんしょくひょう
  • しょく=不明。
五品
属官 常侍謁者じょうじえっしゃ
5
比六百石
  • 臣下の時節に応じた威儀を監督する。
  • 後漢ごかんのみ。
九品
属官 給事謁者きゅうじえっしゃ
1
四百石
  • 後漢ごかんのみ。
属官 灌謁者郎中かんえつしゃろうちゅう
1
比三百石
  • 後漢ごかんのみ。
冗従僕射じょうじゅうぼくや
(1)
  • 天子てんしの騎馬に随行する。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
  • しょく=無。
五品
守宮令しゅきゅうれい
(1)
六百石
  • 宮中の紙・筆・墨、尚書しょうしょの用具類、封泥をつかさどる。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
  • しょく=不明。
七品
属官 守宮丞しゅきゅうじょう
1
二百石
  • 守宮令しゅきゅうれいの次官。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
九品
黄門令こうもんれい
(1)
六百石
  • 天子てんしの車馬を先導する。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
  • しょく=同名。=不明。
七品
属官 黄門丞こうもんじょう
黄門従丞こうもんじゅうじょう
1
二百石
  • 省中の諸宦官かんがんを取り仕切る。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
九品
掖庭令えきていれい
(1)
六百石
  • 後宮の貴人きじん采女さいじょを取り仕切る。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
  • しょく=不明。
七品
属官 左右丞さゆうじょう
1
二百石
  • 掖庭令えきていれいの次官。
九品
清商令せいしょうれい
(1)
六百石
  • 職務は掖庭令えきていれいと同じ。
  • しょく=無。
  • 後漢ごかん=無。
七品
属官 清商丞せいしょうじょう
1
二百石
  • 清商令せいしょうれいの次官。
九品
暴室令ぼうしつれい
(1)
六百石
  • 暴室ぼうしつの管理をする。
  • 後漢ごかん=少府しょうふに属す。
  • しょく=不明。
七品
華林園令かりんえんれい
(1)
六百石
  • 御苑ぎょえんの管理をする。
  • のみ。
七品
他の官職についてはこちら

【後漢・三国時代の官職】目次


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【後漢・三国】光禄勲一覧表

後漢

天子 名前 在位
光武帝こうぶてい 伏黯ふくあん 29年
張湛ちょうたん 29年〜31年
郭憲かくけん 31年〜35年
杜林とりん 35年〜43年
杜林とりん 46年
劉昆りゅうこん 46年〜51年
席広せきこう 51年〜?年
明帝めいてい 孫堪そんかん 68年〜75年
章帝しょうてい 馬防ばぼう 80年〜82年
竇固とうこ 82年〜83年
任隗じんかい 83年〜87年
召馴しょうしゅん 87年〜88年
和帝わてい 桓虞かんぐ 89年
耿秉こうへい 90年〜91年
竇瓌とうかい 91年
鄧鴻とうこう 91年〜94年
呂蓋りょがい ?〜97年
魯恭ろきょう 97年〜101年
張酺ちょうほ 103年〜104年
殤帝しょうてい 梁鮪りょうい 106年
殤帝しょうてい 周章しゅうしょう 106年〜107年
安帝あんてい
安帝あんてい 李脩りしゅう ?〜111年
袁敞えんしょう ?〜115年
周暢しゅうちょう 115年〜116年
樊準はんじゅん 116年〜118年
劉熹りゅうき ?〜123年
祋諷たいほう 123年〜124年
順帝じゅんてい 袁彭えんほう ?〜127年
許敬きょけい 127年
王卓おうたく ?〜134年
郭虔かくけん ?〜137年
劉寿りゅうじゅ 137年〜138年
劉宜りゅうぎ 143年
沖帝ちゅうてい 周挙しゅうきょ 144年
桓帝かんてい 杜喬ときょう ?〜147年
呉雄ごゆう ?〜150年
梁不疑りょうふぎ 151年
房植ぼうしょく 152年
尹頌いんしょう 152年〜153年
袁旴えんく ?〜159年〜?
陳蕃ちんはん 162年〜163年
周景しゅうけい ?〜166年
宣酆せんほう 166年
霊帝れいてい 楊賜ようし 171年〜173年
劉寬りゅうかん ?〜176年
袁滂えんほう 176年〜177年
偉璋いしょう 178年
楊賜ようし 179年
劉寬りゅうかん ?〜185年
丁宮ていきゅう ?〜187年
劉弘りゅうこう 187年〜188年
荀爽じゅんそう 189年
献帝けんてい 趙謙ちょうけん 190年
宣播せんは 191年〜?
鄧泉とうせん ?〜195年
桓典かんてん 198年〜201年
郗慮ちりょ ?〜208年
蒯越かいえつ 209年〜214年

郎中令ろうちゅうれい

名前 在位
曹操そうそう 袁渙えんかん 213年〜217年
王修おうしゅう 217年
曹操そうそう 和洽かこう 217年〜220年
曹丕そうひ

光禄勲こうろくくん

天子 名前 在位
曹丕そうひ 和洽かこう 220年〜?
曹叡そうえい 常林じょうりん 227年-?
崔林さいりん 太和たいわ年間
高堂隆こうどうりゅう 景初けいしょ年間
曹芳そうほう 繆襲きゅうしゅう 240年〜?
盧毓ろいく 正始せいし年間
王肅おうしゅく 249年
鄭沖ていちゅう 250年
曹髦そうぼう 鄭袤ていぼう 254年〜?
曹奐そうかん 衛烈えいれつ 264年〜?

蜀漢

光禄勲こうろくくん

王 / 天子 名前 在位
漢中王かんちゅうおう
劉備りゅうび
黄権こうけん 219年〜221年
劉禅りゅうぜん 李厳りげん 226年〜?
向朗しょうろう ?〜234年
杜瓊とけい ?〜250年
裴儁はいしゅん 延熙えんき年間

郎中令ろうちゅうれい

天子 名前 在位
孫権そんけん 陳化ちんか ?〜225年
劉基りゅうき ?〜229年

光禄勲こうろくくん

天子 名前 在位
孫権そんけん 劉基りゅうき 229年〜?
孫休そんきゅう 孟宗もうそう 256年〜?
石偉せきい 258年〜?
孫皓そんこう 薛瑩せつえい 273年〜280年
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