『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「え」で始まる用語をまとめています。
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え
衛尉(えいい)
卿。定員:1名・秩中二千石(三品)
[後漢=○・魏=○・蜀=○・呉=○]
宮中および宮門の警護を取り仕切る官職。
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永巷令(えいこうれい)
定員:1名・秩六百石
[後漢=○・魏=×・蜀=×・呉=×]
少府に属し、宮中の召使いの管理を担当する官職。宦官が任じられました。
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【後漢・三国時代の官職16-2】少府の属官2(侍中・中常侍 他)> 永巷令
易経(えききょう)
儒家の経典である五経の1つ。
『周易』または単に『易』とも言い、占いの方法を記した「経」上下2篇と、10篇の注釈である「十翼」の合計12篇からなります。
「十翼」は、儒家的な倫理・道徳と宇宙・万物の変化の法則を説明する理論的根拠とされました。
易姓革命(えきせいかくめい)
天子とは「天命によって地位を与えられ、天下を治める者」であり、天子が徳を失った時、より徳の高い別の人物に天命が下り、新たな王朝が誕生するという思想。
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駅馬(えきば)
駅伝のために駅舎に置かれた馬のこと。
民から馬口銭と馬夫を徴収・挑発して運用されました。
謁讚不名(えっさんふめい)
天子から特別な臣下に与えられる特権(特別待遇)の1つ。
天子から諱(実名)で呼ばれずに、字で呼んでもらえるという特権。
前漢の相国・蕭何に許されたのをはじめに、後漢では梁冀、董卓、曹操がこの特権を許されました。
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