『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「え」で始まる用語をまとめています。

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衛尉(えいい)

 けい。定員:1名・ちつ中二千石(三品)

後漢ごかん=○・=○・しょく=○・=○]

宮中および宮門の警護を取り仕切る官職。

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永巷令(えいこうれい

 定員:1名・ちつ六百石

後漢ごかん=○・=×・しょく=×・=×]

少府しょうふに属し、宮中の召使いの管理を担当する官職。宦官かんがんが任じられました。

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易(えき)


易経(えききょう)

儒家じゅかの経典である五経ごきょうの1つ。

周易しゅうえきまたは単にえきとも言い、占いの方法をしるした「きょう」上下2篇と、10篇の注釈である「十翼じゅうよく」の合計12篇からなります。

十翼じゅうよく」は、儒家じゅか的な倫理りんり・道徳と宇宙・万物の変化の法則を説明する理論的根拠とされました。


易姓革命(えきせいかくめい)

天子てんしとは「天命によって地位を与えられ、天下を治める者」であり、天子てんしが徳を失った時、より徳の高い別の人物に天命が下り、新たな王朝が誕生するという思想。

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掖庭(えきてい)


駅馬(えきば)

駅伝のために駅舎に置かれた馬のこと。

民から馬口銭ばこうせん馬夫ばふを徴収・挑発して運用されました。


謁讚不名(えっさんふめい)

天子てんしから特別な臣下に与えられる特権(特別待遇)の1つ。

天子てんしからいみな(実名)で呼ばれずに、あざなで呼んでもらえるという特権。

前漢ぜんかん相国しょうこく蕭何しょうかに許されたのをはじめに、後漢ごかんでは梁冀りょうき董卓とうたく曹操そうそうがこの特権を許されました。

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掾属(えんぞく)

 定員:不定・ちつ比四百石〜比二百石

えんぞくのこと。三公府さんこうふ将軍府しょうぐんふの属僚。三公さんこう将軍しょうぐん辟召へきしょうによって自由に選任することができました。

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【三国志用語事典】総索引

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