『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「け」で始まる用語をまとめています。

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熒惑(けいこく)

火星のこと。

熒惑けいこく心宿しんしゅく(さそり座α星・アンタレス)に接近することをと、「熒惑守心けいこくしゅしん」と言い、不吉の前兆とされました。


1~3月の火星の動き

1~3月の火星の動き(南南東の空)
画像出典:AstroArts


軽車 / 輕車(けいしゃ)

軽車けいしゃとは、古代中国の戦争で主力としてもちいられた戦車(2輪の馬車)のことで、馳車ちしゃとも言います。

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京兆尹(けいちょういん)

1. 

司隷しれいの郡の1つ。かつての前漢ぜんかんの首都・長安ちょうあんがあります。


司隷の領郡

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2.  定員:1名・ちつ中二千石(三品)

長安ちょうあんとその周辺を治める京兆尹けいちょういん太守たいしゅのこと。


計吏(けいり)


闕(けつ)

宮城の門のこと。門の上部にはろう望楼ぼうろう物見櫓ものみやぐら)がありました。

関連用語

県尉(けんい)

各県で盗賊の捕縛・犯罪捜査を行い、治安維持にあたる官職。


県長(けんちょう)

 定員:1名・ちつ四百石(七品?)/ 三百石(八品)

1万戸に満たない県の行政官。県民の統治、官吏の推挙、犯罪の取り締まりなどにあたります。

関連用語

献帝春秋(けんていしゅんじゅう)

袁曄えんようの撰による後漢ごかん献帝けんてい期の事跡を記録した書。全10巻とされていますが、散佚さんいつしました。漢献帝春秋かんけんていしゅんじゅうとも言います。

三国志さんごくしに注をつけた裴松之はいしょうしは、その内容の不正確さを批判しています。


玄武闕(げんぶけつ)


玄武門(げんぶもん)

後漢ごかん洛陽城らくようじょう雒陽城らくようじょう)にある南宮なんきゅうの外周に設置された門(宮掖門きゅうえきもん)のこと。玄武闕げんぶけつ北闕ほくけつとも言います。

関連用語

宮掖門きゅうえきもんの配置図はこちら


剣履上殿(けんりじょうでん)

天子てんしから特別な臣下に与えられる特権(特別待遇)の1つ。

剣を帯びたまま宮中にのぼっても良い。つまり、皇帝の前でも剣をはずさなくても良いという特権。

前漢ぜんかん相国しょうこく蕭何しょうかに許されたのをはじめに、後漢ごかんでは梁冀りょうき董卓とうたく曹操そうそうがこの特権を許されました。

関連用語

県令(けんれい)

 定員:1名・ちつ千石(六品)

1万戸以上の県の行政官。県民の統治、官吏の推挙、犯罪の取り締まりなどにあたります。

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【三国志用語事典】総索引

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