『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「う」で始まる用語をまとめています。

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烏桓 / 烏丸(うがん)

内モンゴルに居住した遊牧民族のこと。烏丸うがんとも言います。

匈奴きょうど冒頓ぼくとつ単于ぜんうに滅ぼされた東胡とうこの内、烏桓山うがんさんに逃れた者たちものを烏桓うがんと言い、鮮卑山せんぴさんに逃れたものを鮮卑せんぴと言います。

後漢ごかんに服属して北方の防衛にあたりましたが、後漢ごかん末期には反乱を起こした張純ちょうじゅん袁紹えんしょうと結び、曹操そうそうに破れて降伏しました。

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烏桓騎 / 烏丸騎(うがんき)

烏桓うがん烏丸うがん)で構成された、騎射に優れた騎兵のこと。

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羽林中郎将(うりんちゅうろうしょう)

 定員:1名・ちつ比二千石(五品)

後漢ごかん=○・=○・しょく=羽林左右都督うりんさゆうととく(各1)・=羽林督うりんとく

属官:司馬しば1名・七品。

光禄勲こうろくくんに属し、羽林郎うりんろうを管理する官職。

しょくでは羽林左都督うりんさととく羽林右都督うりんゆうととく(各1名)、では羽林督うりんとく(1名)が置かれました。

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羽林郎(うりんろう)

 定員:不定・ちつ比三百石(八品)

羽林中郎将うりんちゅうろうしょうに属し、宿衛・侍従の任に当たる官職。

涼州りょうしゅう漢陽郡かんようぐん隴西郡ろうせいぐん安定郡あんていぐん北地郡ほくちぐん幷州へいしゅう上郡じょうぐん西河郡せいかぐんの6郡の、商人・工人・芸人などの職業を除いた良家の子弟から選んで任命されました。

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【三国志用語事典】総索引

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