『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「ほ」で始まる用語をまとめています。
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ほ
法駕(ほうが)
鹵簿(行列)の1形式。三駕(大駕・法駕・小駕)の1つ。
河南尹・執金吾・洛陽令(雒陽令)が車駕を先導して、侍中が車駕に同乗し、奉車令が御者を務めます。
36乗の属車が行列に随行しましたが、北郊や明堂の祭祀の際には、これらの副車は除かれました。
封泥(ほうでい)
物品や公文書を封印するために用いられた粘土のこと。
封泥には、責任の所在を明らかにするために印が押されました。
封土(ほうど)
諸侯王や列侯に与えられた領土のこと。
諸侯王や列侯は、封土から徴収される租税を自分の収入とすることができました。
また、諸侯王や列侯に与えられた郡や県は「○○国」と呼称されるようになります。
関連用語
北宮(ほくきゅう)
後漢・洛陽城の内部にある宮城。南宮と復道(渡り廊下)で結ばれていました。
北郊(ほくこう)
京師(帝都)の北方の郊外のこと。
後漢では、中元元年に洛陽城(雒陽城)の北方4里(約1.6km)の地に方形の壇を設けて、地祇(国土の神)・高皇后(薄太后)を祀りました。
北門(ほくもん)
1.
後漢・洛陽城(雒陽城)にある南宮の外周に設置された門(宮掖門)のこと。
2.
後漢・洛陽城(雒陽城)にある北宮の外周に設置された門(宮掖門)のこと。朔平門とも言います。
関連用語
各宮掖門の配置図はこちら
奔走の友(ほんそうのとも)
袁紹が「心を許しあい危難に駆けつける仲間」として交わりを結んだ人物たちのこと。
- 張孟卓(張邈)
- 何伯求(何顒)
- 呉子卿(諱不明)
- 許子遠(許攸)
- 伍徳瑜(伍瓊)
の5人。
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