大人気中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の「名言集」の第3弾です。
今回は第13話〜第18話。「曹操が献帝を擁して許都に都を遷すところから、呂布が処刑されるまで」の内容からピックアップしています。
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目次
第1部 群雄割拠(第13話〜第18話より)
第13話「曹操、皇帝を傀儡とす」
名言No.045
天子の名の下諸侯に命じ、天下を我が手にっ!
天子の側近・董承からの密書を読んだ曹操が言った言葉。
兗州で呂布を撃退した曹操の元に届いた密書には、「李傕と郭汜が牛耳る長安を脱出した天子が、諸侯に助けを求めている」ことが書かれていました。
天子を手中に収めるべく、曹操はすぐに行動を起こします。
名言No.046
主人は凡庸、臣下は口がうまいだけだ…。
董承からの密書は、冀州の袁紹のところにも届きました。
この時、「天子をお守りすべき」と言う許攸と、「無視するべき」と言う田豊の進言を聞いた袁紹は、結局天子からの密書を無視することに決めます。
退出した許攸は「諸侯はみなちっぽけな伝国璽を今もまだ奪い合ってるというのに、どうして生きている天子を欲しがろうとしないのか…」と、この言葉を吐き捨てました。
名言No.047
我らは曹操の策に絡め取られたのです。
朝廷から届いた「大将軍に任じ、冀州・青州・幷州を任せる」という詔に喜ぶ袁紹に、許攸が言った言葉。
許攸は「この詔を受ければ曹操が諸侯に命ずることを認めたことになり、受けなければ朝廷に刃向かう逆賊にされてしまう」と、この詔が曹操によって出された策略であることを見抜いていました。
袁紹は、天子を助けに行かなかったことを後悔し、曹操との決戦を決意します。
第14話「呂布の裏切り」
名言No.048
もしまたお前が愚を犯せば、私も生きてはおれんのだっ!
天子の密詔を受けて袁術討伐に向かった劉備・関羽・趙雲の留守中、呂布に徐州を奪われた責任を取って自害しようとする張飛に、劉備が言った言葉。
劉備は、我ら3兄弟は「同年同月同日に生まれずとも、同年同月同日に死なん」と桃園で誓い合った仲であるから、張飛が自害すれば自分も生きてはいられないと、張飛を許しました。
この時の天子の密詔は、劉備と袁術を争わせるための荀彧の計略・駆虎呑狼の計でした。
名言No.049
かような人間は腹の中で何を考えておるのか、恐ろしくありませぬか?
自分と劉備を争わせようとする袁術の計略に気づいた呂布は、自分を頼って来た劉備を受け入れ、徐州牧の印綬を返そうとします。
ですが劉備は徐州を呂布に譲り、「自分は小沛を守ります」と、徐州を出て行きました。
「劉備こそまさに君子。ひどい屈辱にも平静でいられるとは、敬服させられる。私の方が心苦しくなった」
と感服する呂布に、陳宮が言った言葉。
第15話「轅門に戟を射る」
名言No.050
見たであろう、和睦せよとの天からの命だ。
120歩先に立てた方天画戟の枝鍔を射貫いた呂布が言った言葉。
「袁術が小沛を攻めても劉備を助けない」という約束で、袁術から20万石の兵糧を受け取ってしまった呂布ですが、小沛が落ちれば次に狙われるのは徐州です。
はたして袁術が小沛を攻めると、呂布は袁術軍の大将・紀霊と劉備を宴席に招いて言いました。
「もし私があの方天画戟の枝鍔を射貫けたら、お二人はそれを天意として和睦なされよ」
そして呂布は、見事に方天画戟の枝鍔を射貫き、袁術と劉備を和睦させたのでした。
名言No.051
ただの石だ。男なら剣を手に天下を治めよ。
伝国璽を手放すことを渋る孫策に、周瑜が言った言葉。
孫堅の命日に再会した孫策と周瑜。
周瑜は「共に昔の誓いを果たすのだ、天下を駆け大業をなすっ!」と、先祖の土地をすべて売り払い、楼船5万を手に孫策の元に馳せ参じたのでした。
孫策は周瑜の言うとおり、袁術に伝国璽を差し出して袁術の元を立ち去りました。
第16話「呂布、徐州牧となる」
名言No.052
あやうく笑い死にするところだったぞ(爆)
袁術が皇帝に即位したことを知った曹操が、大笑いしながら言った言葉。
ひとしきり笑い終えた曹操は、諸侯に討賊の檄文を布告し、合計20万の兵で偽帝・袁術討伐の軍を起こしました。
名言No.053
大将自らが、軍法を犯しては示しがつかん、剣をっ!
自ら軍法を犯した曹操が言った言葉。
袁術討伐の行軍中、曹操が乗る馬車が暴走して、収穫期の畑を踏み荒らしてしまいます。
「収穫期の畑を荒らした者は死罪」という軍法を犯してしまった曹操は、自ら髷を切って首の代わりとしました。
名言No.054
そなたの首を借りたい。
兵糧不足に陥った曹操は、3日分の兵糧で10日間持たせるため、兵糧官に小さな升で兵糧を分けるように命じます。
そして、兵の不満が爆発寸前になった時、曹操は兵糧官を呼んでこの言葉を言いました。
曹操は「今まで食料の配給が少なかったのは、兵糧官が横領していたからだ」と言い、兵糧官を斬って兵たちの不満をなだめ、壮絶な力攻めで袁術が籠もる寿春を落としました。
第17話「劉備、兄弟と離れる」
名言No.055
忠言は耳に逆らい、悪党が思いを遂げる。
呂布が自分の助言に耳を貸さなくなったことを嘆いて陳宮が言った言葉。
呂布は曹操が送り込んだ陳珪・陳登父子をすっかり信じ込み、2人を怪しむ陳宮の助言を煙たがるようになります。
その後、曹操の離間の計に騙された呂布は、陳珪に徐州を守らせて劉備が駐屯する小沛に出陣。その隙に曹操に徐州を奪われてしまいました。
名言No.056
この世で一番傲慢な方は、恐れながら将軍のあなた様ではないかと私は思います。
陳宮の諫言を聞かず、「陳宮は傲慢すぎる」と漏らす呂布に貂蝉が言った言葉。
「あなた様は天下無双の武将なれど、策略においては、まるで幼子のように見えることがございます。どうすれば良いか、公台先生にご相談なさいませ」
貂蝉に諭された呂布は深く反省しましたが、風邪で倒れた貂蝉に付き添うために、またも陳宮の策を退け、ついに曹操に敗北して捕らえられてしまいます。
第18話「呂布の死」
名言No.057
曹操どのに、呂布の4人目の父親になって欲しいのです。
曹操の前に引き出された呂布に命乞いを頼まれた劉備が、曹操に言った言葉。
劉備はこの言葉で、「これまで呂布の父親となった丁原、董卓、王允はみな非業の死を遂げたこと」を曹操に思い出させ、暗に呂布を処刑すべきだと言ったのでした。
名言No.058
貂蝉、そなたが生きていればそれで良い。満足だぞ。
処刑台に引き出される呂布の前に、呂布の鳳凰涅槃の戦袍を羽織って現れた貂蝉は、「将軍といられぬのなら、共に死にます」と、呂布に寄り添って処刑台に上がりました。
そこへ「呂布だけを処刑せよ」という命令が届き、引き離される貂蝉を眺めて呂布が言った言葉。
呂布は「貂蝉、来世でまた逢おう」と、微笑みを浮かべて処刑されました。
名言No.059
素晴らしい眺めだ…、見事な眺めだっ!
処刑される直前の陳宮が言った言葉。
呂布と共に捕らえた陳宮を、曹操は配下になるよう必死で説得しますが、陳宮の意志は頑として変わりません。
曹操は陳宮の手を取って「この儂が、見送っても良いか?」と景色の良い高台まで見送ります。
陳宮が処刑されると、曹操はこの陳宮の最期の言葉を繰り返して、涙を拭いました。
続き
【スリキン】三国志 Three Kingdoms 名言集04(第19話〜第23話)
三国志 Three Kingdoms 名言集【目次】
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画像引用元
中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』