『三国志演義』から正史『三国志』まで、『三国志』に関連する用語を簡単に解説する用語事典の「ひ」で始まる用語をまとめています。
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ひ
未央宮(びおうきゅう)
前漢・長安城内の宮殿。
城内の西方に位置し、天子(皇帝)が居住して政務を執りました。
避諱(ひき)
天子や親など、目上の人物の諱(実名)を直接口にしたり、書いたりすることをタブー視する風習のこと。
特に天子の諱は厳重に避けられ、天子の諱と同じ漢字を使った名称は、すべて違う漢字に置きかえられました。
関連用語
表(ひょう)
漢代における上奏文の書式の1つ。
最も一般的に使用される上奏文の書式とされています。
驃騎将軍(ひょうきしょうぐん)
定員:1名・秩不明(二品)
大将軍に次ぐ武官第2位の将軍号。その位は三公に匹敵します。
廟号(びょうごう)
天子(皇帝)の死後、その霊を宗廟に祀る際に贈られた称号のこと。
初代天子(皇帝)は「○祖」、2代目以降は「○宗」となるのが通例となっています。
廟祭(びょうさい)
宗廟で執り行われる祭祀(宗廟祭祀)のこと。
後漢では、毎年の春正月・夏4月・秋7月・冬10月、および臘日(大晦日)に執り行われる小祭(時祭・四時祭)と、数年ごとに執り行われる禘祭・祫祭からなる大祭(殷祭)がありました。
賓客(ひんかく / ひんきゃく)
家族や同族、同郷・同国出身者以外の来訪者、または臨時の寄留者(食客)を客・賓・賓客と言います。
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