三国時代[魏の景元3年(262年)]の青州が管轄する郡(領郡)と、それぞれの郡が管轄する県(領城)の詳細地図です。
後漢の末期の青州の地図はこちら
【三国志地図】「青州(せいしゅう)」の郡県詳細地図(後漢末期)
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目次
青州の領郡
青州(せいしゅう)の領郡地図
青州の領郡
領郡
済南国、楽安国、北海国、東萊郡、斉国、城陽郡の6郡。
州治所
斉国・臨菑県(臨湽県)
特記事項
- 建安3年(198年)、北海国、東萊郡、徐州・琅邪国が分割され、城陽郡が新設されました。
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青州各郡の領県
済南国(せいなんこく)
済南国の場所
済南国の領城地図
済南国の領城
領城
東平陵県、著県、於陵県(于陵県)、
台県、菅県、土鼓県、梁鄒県、
鄒平県、東朝陽県、歴城県、湿陰県、
祝阿県の12城。
郡治所
東平陵県
特記事項
- 祝阿県が青州・平原国から編入されました。
- 湿陰県が青州・平原国から編入されました。
楽安国(らくあんこく)
楽安国の場所
楽安国の領城地図
楽安国の領城
領城
高苑県(高菀県)、臨済県、千乗県、
楽安県、博昌県、蓼城侯国、利県、
寿光県の8城。
郡治所
臨済県
特記事項
- 益侯国が斉国に転出され、益都県に改称されました。
北海国(ほっかいこく)
北海国の場所
北海国の領城地図
北海国の領城
領城
平寿県、劇県、営陵県、都昌県、
朱虚県、膠東県、即墨県、下密県、
挺県(拒県)の9城。
郡治所
平寿県
特記事項
城陽郡に転出
- 安丘県が城陽郡に転出されました。
- 淳于県が城陽郡に転出されました。
- 平昌侯国が城陽郡に転出されました。
- 昌安県が城陽郡に転出されました。
- 夷安県が城陽郡に転出されました。
- 高密県が城陽郡に転出されました。
- 壮武県が城陽郡に転出されました。
斉国に転出
- 東安平県が斉国に転出されました。
東萊郡に転出
- 観陽県が東萊郡に転出されました。
東萊郡(とうらいぐん)
東萊郡の場所
東萊郡の領城地図
東萊郡の領城
領城
黄県、牟平県、惤侯国、曲成県、
掖侯国、当利侯国、東牟侯国、昌陽県、
盧郷県、長広県、不其県(不期県)、
観陽県の12城。
郡治所
黄県
特記事項
- 観陽県が北海国から編入されました。
- 黔陬県が城陽郡に転出されました。
斉国(せいこく)
斉国の場所
斉国の領城地図
斉国の領城
領城
臨菑県(臨湽県)、西安県、昌国県、
広県、般陽県、東安平県、広饒県、
益都県(益国)、南豊県、新沓県、
新汶県の11城。
郡治所
臨菑県(臨湽県)
特記事項
新設
- 広饒県
- 南豊県
- 新沓県
- 新汶県
東安国から編入
- 益都県(益国)
北海国から編入
- 東安平県
徐州・東莞郡に転出
- 臨朐県
城陽郡(じょうようぐん)呉領
城陽郡の場所
城陽郡の領城地図
城陽郡の領城
領城
東武県、諸県、莒県、姑幕県の
安丘県、淳于県、平昌県、高密県、
昌安県、夷安県、壮武県、黔陬県の12城。
郡治所
東武県
特記事項
北海国から編入
- 安丘県
- 淳于県
- 平昌県
- 高密県
- 昌安県
- 夷安県
- 壮武県
東萊郡から編入
- 黔陬県
徐州・琅邪国から編入
- 東武県
- 諸県
- 莒県
- 姑幕県
廃止
- 琅邪県
- 海曲県
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