大人気中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の「名言集」の第18弾です。
今回は第74話〜第77話。「曹植の七歩の詩から張飛が殺されるまで」の内容からピックアップしています。
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目次
第6部 天下三分(第74話〜第77話より)
第74話「七歩の詩」
名言No.303
許都さえ落とせば天下が取れるとのお考えなら、さにあらずっ!
「私が命じれば、許都など明日にでも陥落しようぞっ!」と言う曹彰に司馬懿が言った言葉。
10万の兵を率いて弔問に来た曹彰に、司馬懿は言いました。
「許都を落としたとして、先王に仕えた曹仁・徐晃・張遼・許褚らが、曹彰さまに従われるでしょうか?」
司馬懿に諭された曹彰は、10万の兵を差し出して曹丕に謝罪しました。
名言No.304
賢者は実を求め、愚者は名を争うもの。
これまでの恩に報い、高位に任命しようと言う曹丕に司馬懿が言った言葉。
「お側にお仕えできれば十分」と言う司馬懿に曹丕は、先の大将軍・何進の孫娘だという絶世の美女・静姝を与えました。
名言No.305
私を殺せるか!?殺せぬなら跪けっ!
自分を捕らえに来た許褚に曹植が言った言葉。
曹植は曹操の葬儀にも姿を見せず、曹丕に拝謁にも来ませんでした。
曹丕は、「兄への不敬は許せても、先王への孝行を欠くは許し難い」と、許褚に曹植を捕らえるように命じます。
曹植は、自分を捕らえに来た許褚の剣を、首に当てて言いました。
「許褚っ!ひと思いにトドメを刺すが良い!私も先王の子、私を殺せるか!?殺せぬなら跪けっ!さもなくば話は聞かぬっ!」
これまで何者も恐れず斬り捨ててきたさすがの許褚も、この言葉には逆らえず跪きました。
名言No.306
曹植を殺めれば、母は先王の後を追います。
「曹丕が曹植を殺そうとしている」という噂を聞いた卞氏が曹丕に言った言葉。
曹丕、曹彰、曹植の母・卞氏は魏王府に曹丕を訪ねて言いました。
「兄弟だというのに、曹沖を死なせ、曹彰から兵を取り上げ、その上曹植まで。詩文をたしなむだけの文人の弟を、そなたは許せないのですか?」
これを聞いた曹丕は「ただの噂です」と否定しました。
名言No.307
本は同じ根より生ぜしに、相煎ること何ぞ、はなはだ急なる。
先王(曹操)の存命中、曹植は「7歩あゆむ間に詩をつくることができる」と豪語していました。
曹丕は、今この場で「7歩あゆむ間に詩をつくれ」できなければ、「反逆罪に君主を欺いた罪を加え、厳罰に処す」と言い渡します。
お題は「兄弟」。ただし、兄弟の2文字を入れてはいけません。
「豆を煮るに、豆萁を燃やさば、豆は釜の中にありて泣く。本は同じ根より生ぜしに、相煎ること何ぞ、はなはだ急なる」
この詩を聞いた曹丕は、曹植を許し、降格させるだけに留めました。
第75話「退位を迫る」
名言No.308
もう朕とは言えぬな…。
司馬懿の勧めにより、ついに皇帝に即位することを決意した曹丕は、華歆に禅譲(天子の位を譲ること)を促す上奏をさせました。
先祖の位牌の前で泣き崩れる献帝…。
そこへ曹丕の妹の曹皇后がやってくると、「お前も曹家の者、さっさと出て行けっ!」と、曹皇后を殴り倒してしまいます。
「乱暴して悪かった…。取り乱していたのだ朕は…」
と言いかけて、この言葉を言いました。
名言No.309
分かりました。ならば共に死ぬまでですっ!
曹皇后が曹丕に懐刀を突き立てて言った言葉。
宮殿の廊下で曹丕と出会った曹皇后は、「曹丕よ、そなたは本当に漢を廃し建国するつもりなのか?」と、涙ながらに曹丕に問いかけます。
「天意に従います」
この答えを聞いた曹皇后は、曹丕の背中に懐刀を突き立てますが、曹丕は朝服の下に鎧を着込んでいたため、傷つけることすらできませんでした。
名言No.310
私は漢の臣下です。陛下が天子であられる限り、君臣の道を守ります。
献帝は2度も禅譲(天子の位を譲ること)の詔を出しましたが、曹丕は辞退して受けませんでした。
内宮に戻った献帝のところへ、司馬懿がやって来ます。
司馬懿は献帝の前で深々とひれ伏して見せましたが、この言葉とは裏腹に、すぐに足を崩してあぐらをかくと、華歆が受禅台を築かせていることを告げました。
第76話「曹丕、漢を簒奪する」
名言No.311
亡国の君主の去り際をしかと見届けたい。
遠ざかる船を見送る司馬懿が司馬昭に言った言葉。
献帝は曹丕に禅譲(天子の位を譲ること)し、山陽公に封ぜられました。
曹丕の命令で劉協(献帝)を見送りに来た司馬懿は、劉協と酒を酌み交わします。
「前の者の幸いを、後の者が受ける。されど喜んではおられぬのだ。その幸いは、さらに後の者に渡る」
劉協はこの言葉を言って酒を飲み干すと、船に乗りました。
名言No.312
皇后よ、来世があるなら、決して皇帝の家には嫁ぐでないぞ。
一緒に死ぬことを望んだ曹節(曹皇后)に劉協(献帝)が言った言葉。
劉協が乗った船は、しばらく進んだところで沈み始めました。
「ご先祖の山河を賊の手に渡してしまった…。私は漢の大地に眠らず、魚の餌となるべきなのだ」
なんと、船底に穴を空けさせたのは劉協自身だったのです。
劉協は逃げるように言いましたが、曹節は「お供します。陛下のお側を離れません」と劉協に寄り添います。
「皇后よ、来世があるなら、決して皇帝の家には嫁ぐでないぞ」
劉協の腕の中で曹節が答えました。
「陛下も来世があるなら、二度と皇帝の家には生まれないでください…」
名言No.313
孔明、病ではないな?
病床で帝位に就くことを勧める孔明に、劉備が言った言葉。
曹丕が帝位に就き、劉協(献帝)が亡くなったことが伝わると、趙雲、孔明、魏延、馬謖をはじめ多くの臣下が劉備に帝位に就くことを勧めました。
すると劉備は激怒して、「いくら勧めようと、死んでも断る。口にした者は罰するっ!」と言ったきり、病と称して政務を孔明に任せ、部屋に籠もってしまいました。
しばらくして、孔明が病に倒れたという知らせが届きます。
見舞いに来た劉備に、孔明はもう一度熱心に、皇帝に即位することを勧めました。
第77話「張飛、殺害される」
名言No.314
時を選び、必ずや呉を討たんっ!
天子に即位した劉備が初めて下した詔の言葉。
劉備が天子に即位したその日、初めて下した詔は、漢を滅ぼした魏ではなく、関羽を殺した呉を討つものでした。
これに驚いた趙雲と孔明が諫め、劉備も思いとどまりましたが、ただ1人張飛だけが納得がいきません。
その後、張飛に言い寄られた劉備は李厳に相談します。
この時、李厳も呉への出兵には反対でしたが、仕えてまだ日の浅い李厳は「劉備と孔明の意見が対立した時には、劉備に従った方が得策」と考え、出兵に賛成しました。
すると劉備はついに呉への出兵を決意。こうなるともう孔明にも止めることはできませんでした。
名言No.315
この疫病神がっ!
張飛の首を持って投降して来た范彊と張達に、孫権が言った言葉。
呉への出兵に際して、張飛は5日以内に3万の白旗と白衣を揃えるように命じていましたが、命じられた范彊と張達は揃えることができませんでした。
この罪により鞭打ち200回の罰を受けた范彊と張達は「次は殺されてしまう」と、張飛の寝込みを襲って呉に逃亡します。
張飛の首を見た孫権は、
「この疫病神がっ!関羽のことで劉備に恨まれているのに張飛までも!火に油を注いだなっ!」
と、激怒して2人を牢に入れました。
続き
【スリキン】三国志 Three Kingdoms 名言集19(第78話〜第80話)
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画像引用元
中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』