大人気中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の「名言集」の第19弾です。
今回は第78話〜第80話。「夷城の戦いの始まりから劉備の快進撃が続くところまで」の内容からピックアップしています。
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目次
第6部 天下三分(第78話〜第80話より)
第78話「劉備、呉を伐つ」
名言No.316
そちの耳には戯れ言しか届かぬようだなっ!
「朝廷ではかように言われております。陛下が丞相に代わり、李厳を登用するとっ!」
孔明を心配して朝廷での噂話を聞かせた魏延に孔明が言った言葉。
これを聞いた孔明は、「みだりに邪推などするものではないっ!」と魏延を叱りつけました。
でもこれ、魏延が本当に孔明を心配して言ったことなんですよね。孔明は魏延に厳し過ぎます(笑)
名言No.317
戦わずしての和睦など、屈辱であるっ!
劉備との和睦を勧める諸葛瑾に孫権が言った言葉。
劉備が呉に向けて進軍を開始したことを聞いた孫権は、孫桓を鎮西左都督、朱然を鎮西右都督として精鋭5万を預け、荊州の入り口である秭帰城を1月持ちこたえるように命じました。
ただ和睦を請うのではなく、劉備軍と戦い、兵糧が尽きる頃を見計らって和睦を申し入れる作戦です。
名言No.318
かたや私の兄、かたや私の夫です。心が2つに引き裂かれて、どうすれば良いのか…。
劉備との和睦が決裂したことを聞いた孫小妹(孫尚香)が、呉国太に言った言葉。
1ヶ月持ちこたえるように命じた秭帰城は3時(約6時間)で陥落。孫権は、呉に帰っていた劉備の妻・孫小妹と荊州3郡を返すことを条件に、和睦を申し入れます。
ですが劉備は、「時すでに遅し!」と、この和睦をはねつけました。
第79話「黄忠、矢に当たる」
名言No.319
一国の主たるもの、あまたの辱めに耐えることも欠かせぬ所業であります。
魯粛の墓の前で、曹丕に投降することを悩む孫権に張昭が言った言葉。
劉備の快進撃を前に、諸葛瑾は「曹丕に投降して援軍を求める」ことを進言しました。
諸葛瑾の進言に加え張昭の助言を受けた孫権は、ついに曹丕に投降する上奏をします。
ですが曹丕は、孫権を呉王に封じ、九錫を授けただけで兵を出しませんでした。
つまり曹丕は、蜀と呉が争って疲弊するのを待ち、漁夫の利を得ることにしたのです。
名言No.320
痛ましきかなぁ!痛ましいぞぉ~っ!
韓当らの出陣の前に、髪を振り乱し、乱心した振りをして陸遜が言った言葉。
秭帰城を落とされた孫桓は、4万の兵で夷陵城に立てこもりました。
劉備は「このまま城を1つずつ落としていけば、孫権の本拠地・建業にたどり着く頃には軍が疲弊してしまう」ことを心配していました。
夷陵城に籠もった孫桓は孫権の親族。劉備は張苞に命じて夷陵城を包囲させ、孫権の援軍を誘い出して一網打尽にする作戦に出ます。
これに孫権は、韓当・周泰・潘璋・甘寧・凌統らに10万の兵を与え、夷陵城に援軍を派遣しました。
するとこの出陣を知った陸遜は、
「韓当どの、そなたは何もせずに死ぬだけの凡人だっ!その首に刃が突きつけられているのに気づかぬとはっ!」
と大声で喚き散らし、髪を振り乱して出兵に反対しました。
名言No.321
進言に臨みて薄氷を踏むがごとし。我が呉はこれでもう、おしまいだ…。
「陸遜を牢に放り込め!」と言った張昭に陸遜が言った言葉。
その後、陸遜は孫権に拝謁を求めましたが「主君は、そなたのごとき乱心者にはお目通りせぬっ!」と牢に入れられてしまいました。
名言No.322
大魚を釣るには良き餌がいります。
思惑通り孫権の援軍を誘い出すことに成功した劉備ですが、まともに戦えば味方が被る被害も甚大になることが予想されます。
そこで黄忠は、待ち伏せに適した富池口に敵を誘い出すことを提案し、
「大魚を釣るには良き餌がいります。この黄忠がその餌となり、呉軍をおびき寄せましょう!」
と、自ら囮となることを志願しました。
第80話「陸遜、大都督となる」
名言No.323
私は負けを喫しましたが、陛下は勝利なされた。負けても悔いはない…。
全身に矢を受けた黄忠が、見舞いに来た劉備に言った言葉。
韓当らを富池口に誘い込んだ黄忠は、敵兵7万と、助けに入った呉の名将・程普、甘寧、潘璋、馬忠を討ち取る大戦果を挙げましたが、黄忠自身も多数の矢を受けて重体となってしまいます。
黄忠は、劉備に看取られながら、満足げに息を引き取りました。
名言No.324
江東の文武は、私に従わぬと言うことです。
大都督に任命された陸遜が、孫権に言った言葉。
富池口で大敗北を喫した孫権は、この敗北を予見していた陸遜を釈放して、大都督に任命しました。
「江東には、これに異をとなえる者が少なくはないでしょう。江東の文武は、私に従わぬと言うことです。そもそも私は一介の書生です。才や徳にも欠ける。適任ではありません」
大都督を辞退しようとする陸遜に、孫権は言いました。
「江東の英雄は若くして世に出る!そなたをこの危急存亡の秋に用いるからには、栄辱生死をともにする覚悟であるっ!」
名言No.325
ふっ、まだ嘴が黄色い。孫も同然だ。
呉の大都督となった陸遜の経歴と年齢を聞いた劉備が言った言葉。
「陸遜を軽視してはなりませぬ」と言う馬良の進言を聞き入れた劉備は、「ならば才を試そう」と、陸遜が10日で築かせたという数十の陣営を5日で撃ち破りました。
名言No.326
軍法に情けは無用。
軍営を造っては5日間だけ守って撤退することを繰り返す陸遜の作戦に、将軍たちは不満を募らせていきます。
ここまでの作戦で陸遜を侮った孫権の妻の弟・傳駿は、軍議に遅れて来ただけでなく謝罪もしませんでした。
孫権の奥方の弟を傷つければ、孫権の面子を潰すことになる。ですが陸遜は、恐れることなく傳駿を棒叩き80回の刑に処して言いました。
「再び軍法に反せば、私がこの王剣を抜いて斬るっ!」
名言No.327
二月後には、30万の精鋭が天から降り立つであろう。
「時が来れば、そなたらにも(この作戦の意味が)分かるであろう」
そう言っていた陸遜ですが、韓当たちに請われてこの作戦の意図を説明しました。
「最後の防御線となるのは猇亭山。この作戦の目的は蜀軍を疲弊させることにある。そして2ヶ月後、蜀軍が猇亭山に着いた時には、30万の精鋭が天から降り立つであろう」
ですがこの説明を聞いても、韓当たちはその意味を理解できませんでした。
続き
【スリキン】三国志 Three Kingdoms 名言集20(第81話〜第83話)
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画像引用元
中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』