大人気中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の「名言集」の第11弾です。

今回は第48話〜第50話。「孫権そんけん合肥がっぴ攻めから劉備りゅうび荊州けいしゅう南部の4郡を攻略するまで」の内容からピックアップしています。

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第4部 荊州争奪(第48話〜第50話より)

第4部 荊州争奪(第48話〜第50話より)

第48話「魯粛の斡旋」

名言No.165


孫権孫権

子敬しけいよ、そなたの話、闇夜の灯明だ!

魯粛ろしゅくの「周瑜しゅうゆを撤退させる計略」を聞いた孫権そんけんが、魯粛ろしゅくに言った言葉。


魯粛ろしゅくは、

「まず(曹操そうそう領の)合肥がっぴを攻め、劣勢をよそおって公瑾こうきんを援軍として向かわせるのです。そして公瑾こうきんには、合肥がっぴを取ったら大軍を荊州けいしゅうに送ると告げるのです」

と、遺恨いこんなく周瑜しゅうゆ荊州けいしゅうから撤退させる一計を示し、

「一方、江東こうとうの大軍が荊州けいしゅうから引き揚げ、城には劉備りゅうびの2万の兵しかいなくなれば、必ず曹操そうそう荊州けいしゅうを攻めるでしょう」

とつけ加えました。

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名言No.166


魯粛魯粛

いや、自分で自分につけた傷だ。

合肥がっぴへの援軍を承知せず、あくまでも荊州けいしゅうにこだわる周瑜しゅうゆのため、魯粛ろしゅく荊州けいしゅうに行き、劉備りゅうびに「劉琦りゅうきが亡くなったら荊州けいしゅう孫権そんけんに返す」という約束をさせました。

ですが、再度合肥がっぴへの援軍をう使者が来ると、周瑜しゅうゆは矢傷を理由に軍権を返上し、柴桑さいそうに帰ってしまいました。

この時、「これは矢の傷ではない。孔明こうめいがつけた心の傷なのだ」と言った程普ていふに、魯粛ろしゅくが言ったのがこの言葉です。

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名言No.167


孫権孫権

私は単なる片隅の存在だ。身をひそめ、時期を待つ他はない。

身勝手な周瑜しゅうゆを許す寛大な君主に成長した孫権そんけん魯粛ろしゅくは、

「主君はいずれ全土をたばねられ、皇帝として君臨されることと…」

と感嘆して言いました。ですがこれを聞いた孫権そんけんは、

子敬しけいよ、そなたの話は時期尚早だ。二度と左様なことを口にしてはならぬ。劉備りゅうび漢室かんしつの末裔、曹操そうそう天子てんしを差し挟み君臨している。されど私は単なる片隅の存在だ。身をひそめ、時期を待つほかはない」

と、先走る魯粛ろしゅくをなだめました。

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名言No.168


諸葛亮諸葛亮

荊州けいしゅうを治めるには、荊州けいしゅうの賢人を頼ることです。

荊州けいしゅうの行く末を案じる劉備りゅうび孔明こうめいが言った言葉。

孔明こうめいはこう言って「馬氏の五常、白眉最も良し」とうたわれる馬良ばりょうたずねます。

馬良ばりょうは、

荊州けいしゅう南部の4郡を、零陵れいりょう武陵ぶりょう桂陽けいよう長沙ちょうさの順に取るべきです」

と答えました。

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名言No.169


邢道栄邢道栄

私のこの梨花開山斧りんかかいざんふがあれば、張飛ちょうひ趙雲ちょううんなど敵ではありませぬっ!

劉備りゅうび軍の来襲におびえる零陵太守れいりょうたいしゅ劉度りゅうどに、配下の将軍・邢道栄けいどうえいが言った言葉。


意気揚々と出陣した邢道栄けいどうえいですが、孔明こうめいが敷いた陣に誘い込まれ、あっさり捕らえられてしまいました。

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名言No.170


邢道栄邢道栄

お許しを~っ!私にはよわい80になる母と、妻と子もいるのですぅ~~!

「今さら昔語りなどしても遅い。もう良い、首をねろ」と、劉備りゅうびに斬首を言い渡された邢道栄けいどうえいが言った言葉。


孔明こうめいは必死で命乞いのちごいをする邢道栄けいどうえいを許し、内応することを条件に城に帰らせました。

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第49話「趙雲、桂陽を取る」

名言No.171


劉度劉度

邢将軍けいしょうぐんは正直だけが取り柄!よもや敵をおびき寄せ、裏をかくなどみずから思いつけるはずもない!

戻って来た邢道栄けいどうえいを疑う劉賢りゅうけん劉度りゅうどが言った、かばっているのかディスっているのかよく分からない謎の言葉。


この後邢道栄けいどうえいは、内応する振りをして劉備りゅうび張飛ちょうひを城内に引き入れますが、逃げた劉備りゅうびを深追いし、逆に劉度りゅうどの息子・劉賢りゅうけんを捕らえられてしまいます。

もちろんこれは孔明こうめいの計略で、この時逃げたのは劉備りゅうびの影武者でした。


その後劉賢りゅうけん溺愛できあいする劉度りゅうどは、零陵太守れいりょうたいしゅ印綬いんじゅを捧げて劉備りゅうびに降伏しました。

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名言No.172


趙雲趙雲

仁義は剣より100倍効き目を発揮いたします。

劉度りゅうど零陵太守れいりょうたいしゅに留任した劉備りゅうび趙雲ちょううんが言った言葉。


劉備りゅうびは、

劉度りゅうどの頭の中は自分の官職と、誰が自分のあるじになるかだ。私は劉表りゅうひょうより強く、曹操そうそうより善人だ。劉度りゅうど太守たいしゅとどめておけば、忠誠を尽くさぬ訳がなかろう」

と言い、劉度りゅうど零陵太守れいりょうたいしゅに留任しました。

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名言No.173


趙雲趙雲

されど、贔屓ひいきは望みません。

桂陽けいようを攻める先鋒に選ばれた趙雲ちょううんが、孔明こうめいに言った言葉。


次の目標である桂陽けいようを攻める先鋒に、趙雲ちょううん張飛ちょうひが名乗り出ました。互いに譲らない2人を見かねた劉備りゅうびは、クジで決めることにします。

せっかちな張飛ちょうひが先に引いたクジは「ハズレ」。先鋒は趙雲ちょううんに決まりました。ですが、孔明こうめいが差し出した2つのクジは、どちらも「ハズレ」だったのです。


後ほど趙雲ちょううんがそのことをたずねると孔明こうめいは、「これは贔屓ひいきではなく、柔軟な対応が出来るそなたを桂陽けいように行かせるのだ」と答えました。

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名言No.174


陳応陳応

零陵れいりょう劉度りゅうど劉備りゅうびに投降しましたが、太守たいしゅに任じられたままとか。

趙雲ちょううんに打ち負かされた陳応ちんおうが、趙範ちょうはんに降伏を勧めて言った言葉。


応戦する桂陽太守けいようたいしゅ趙範ちょうはんの将・陳応ちんおうとの一騎打ちに及んだ趙雲ちょううんは、刺叉さすまた大刀だいとう双錘そうすい陳応ちんおうの武器を次々に破壊して見せ、その度に武器を交換する時間を与えます。

そして最後には、落馬した陳応ちんおうに「好漢は殺さぬ」と、趙範ちょうはんに降伏を勧めるように言って逃がしました。

この趙範ちょうはんに降伏を勧める陳応ちんおうの言葉から、これまでの劉備りゅうびの仁義の対応が功を奏していることが分かります。

陳応ちんおうら武官たちに迫られた趙範ちょうはんは、渋々降伏を受け入れました。

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名言No.175


趙雲趙雲

そういうことか…。

趙範ちょうはんの屋敷を包囲する兵を前にして趙雲ちょううんが言った言葉。


趙雲ちょううんと酒を酌み交わし、義兄弟の契りを結んだ趙範ちょうはんは、趙雲ちょううんに未亡人の兄嫁との結婚を勧めました。

その真意が「曹操そうそうに降らせること」にあると知った趙雲ちょううんは激怒します。

ですが、急いで趙範ちょうはんの屋敷を出ようとする趙雲ちょううんの前には、屋敷を完全に包囲した兵たちが待ち構えていました。

趙雲ちょううんは、「そういうことか…」とつぶやくと、たった1人で包囲を突破。駆けつけた陳応ちんおうが城門を開いたので、危機を脱することができました。


趙雲ちょううんを取り逃がした趙範ちょうはんは、桂陽太守けいようたいしゅ印綬いんじゅを持って逃げようとしますが、城門の外にはすでに趙雲ちょううんが待ち構えていました。

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名言No.176


諸葛亮諸葛亮

華容道かようどうの折にも、軍令状を書き誓われました。

「500の兵で長沙ちょうさを落とせなければ軍法に服する」と言った関羽かんう孔明こうめいが言った言葉。


6,000の兵で長沙ちょうさ攻略を命じられた関羽かんうですが、張飛ちょうひ趙雲ちょううんがそれぞれ3,000の兵で零陵れいりょう桂陽けいようを攻略したことを聞き、自分は500の兵で十分と言って聞きません。

根負けした劉備りゅうびは、ついに関羽かんうに500の兵で出撃することを認めました。

この時、華容道かようどうのことを引き合いに出して釘を刺した孔明こうめいですが、関羽かんうの勝利を確信していました。

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第50話「長沙の戦い」

名言No.177


魏延魏延

太守たいしゅ楊将軍ようしょうぐんにはもう太鼓は聞こえません。

関羽かんうに挑んだ楊齢ようれいのため、太鼓を叩けと命じる韓玄かんげん魏延ぎえんが言った言葉。


「老将軍(黄忠こうちゅう)の出陣には及びません」と、関羽かんうに一騎打ちを挑んだ楊齢ようれいですが、太鼓を叩く暇もなく、一刀のもとに討ち取られてしまいました。

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名言No.178


関羽関羽

申したはずだ。老人やわらべあやめぬ。

落馬した黄忠こうちゅうに、青龍偃月刀せいりゅうえんげつとうを突きつけて関羽かんうが言った言葉。


楊齢ようれいを討たれた韓玄かんげんは、ついに黄忠こうちゅうを挑ませました。

黄忠こうちゅう関羽かんうと互角の戦いを見せましたが、関羽かんうが林の中に誘い込むと、黄忠こうちゅうの馬がつまずいて落馬してしまいます。

「貴様の勝ちだ、首を取るが良い。さあ、やれっ!」と言う黄忠こうちゅうに、関羽かんうはこの言葉を言ってその場を離れました。

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名言No.179


黄忠黄忠

私をそんないやしい者と思うのか?

韓玄かんげんを斬り「劉備りゅうびどのを迎えましょう!」と言う魏延ぎえん黄忠こうちゅうが言った言葉。


次の日、韓玄かんげん黄忠こうちゅうに「得意の弓で関羽かんうを仕留めよ」と厳命します。

ですが黄忠こうちゅうは、2度空弓からゆみを引き、3度目はわざと外して、昨日関羽かんうに命を救われた恩を返しました。


すると、これを内通と判断した韓玄かんげん黄忠こうちゅうに斬首を言い渡します。

この時、黄忠こうちゅうを助けて韓玄かんげんを斬った魏延ぎえんは、劉備りゅうびに降ろうと持ちかけますが、忠義に厚い黄忠こうちゅうは同調しませんでした。

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名言No.180


黄忠黄忠

一つだけ頼みがある。

「力を貸して欲しい」と言う劉備りゅうび黄忠こうちゅうが言った言葉。


劉備りゅうび軍が長沙ちょうさに入城しても、黄忠こうちゅうやまいと称して出仕しませんでした。

黄忠こうちゅうを見舞った劉備りゅうびは、「私に力を貸していただけませぬか」と、漢室かんしつ中興のこころざしを語って聞かせます。


劉備りゅうびこころざしを聞いた黄忠こうちゅうが出した条件は、「韓玄かんげんは非道であったが、私のもとあるじ亡骸なきがらを手厚くほうむって欲しい」というものでした。

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名言No.181


諸葛亮諸葛亮

主君と私がいる限り、魏延ぎえんは裏切らないでしょう。

本気で殺すつもりだった魏延ぎえんに「なぜ褒美をやり昇進させたのだ?」と問う劉備りゅうび孔明こうめいが言った言葉。


投降した魏延ぎえん孔明こうめいは、

ろくあるじを殺すは不忠なり。おのれの国を他人に献ずるは不義なり。かようにいやしき小人は、殺すが必定っ!」

と、斬首を言い渡します。

これに劉備りゅうびは「魏延ぎえんを斬れば投降した者が不安になる」と、魏延ぎえんを助けるように言いました。


魏延ぎえんが退出した後に言ったこの孔明こうめいの言葉は、後に現実となってしまいます。

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名言No.182


魯粛魯粛

なりませぬっ!あるじたる者にあやまちも罪もないのです。

合肥がっぴで大敗し、落ち込んでいる孫権そんけん魯粛ろしゅくが言った言葉。


合肥がっぴ張遼ちょうりょうに大敗し、太史慈たいしじまで失った孫権そんけんは、「子敬しけい、私はめいを下したい。おのれを厳罰にと…」と弱音を吐きました。

魯粛ろしゅくはさらに「いくたびかいくさに敗れたとて、勝った時と同様に兵の士気を高めなければっ!」と孫権そんけんの気持ちを鼓舞すると、荊州けいしゅう劉琦りゅうきが亡くなったことを孫権そんけんに伝えました。

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続き

【スリキン】三国志 Three Kingdoms 名言集12(第51話〜第54話)

三国志 Three Kingdoms 名言集【目次】

画像引用元

中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』

三国志 Three Kingdoms | チャンネル銀河