大人気中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の「名言集」の第5弾です。
今回は第24話〜第28話。「関羽の千里行から、官渡の戦いが膠着状態に陥るまで」の内容からピックアップしています。
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目次
第2部 中原逐鹿(第24話〜第28話より)
第24話「白馬の戦い」
名言No.076
この馬さえあれば、長兄の行方が分かった時、一日にて対面かないます。
曹操から、かつて呂布が乗っていた名馬・赤兎馬を贈られた関羽が言った言葉。
これまで多くの金銀や美女を贈られても喜ばなかった関羽ですが、赤兎馬があれば「すぐにでも劉備の元に駆けつけることができる」と喜んだのです。
「良いぞ!立派だ、雲長は古今稀に見る忠義心の持ち主だ」と言って関羽を退出させた曹操は、口惜しさから頭痛を発症してその場に倒れ込みました。
名言No.077
兄上この世に亡き時は、関羽、兄上の後を追い、黄泉の国へ参る。
「劉備どのが亡くなられていたら、そなたは丞相(曹操)にお仕えできるか?」と張遼に問われた関羽が言った言葉。
張遼は、曹操がどれだけ関羽のことを大切に思っているか、また「すぐにでも劉備の元に駆けつけることができる」と言った関羽の言葉に、曹操がどれだけ心を痛めたかを伝えますが、関羽の忠義の気持ちは変わることはありませんでした。
第25話「単騎、千里を走る」
名言No.078
いつかまた会おう、心待ちにしておるぞ雲長。
関羽が袁紹の猛将・顔良と文醜を斬ったことで、関羽が曹操の元にいることを知った劉備は、関羽に自分の居場所を知らせる書簡を送りました。
劉備の消息を知った関羽は、別れの挨拶をしようと曹操を訪ねますが、「会えば関羽が去ってしまう」ことが分かっている曹操は会おうとしません。
そこで関羽はしかたなく、曹操に貰った贈り物に封印をして屋敷に残し、河北に出発します。
関羽の挨拶を拒んだことを後悔した曹操は、急いで関羽を追うと、寒さをしのぐ綿入れ(外套)を贈り、この言葉で関羽を見送りました。
名言No.079
関羽よっ!俺のことを知っているか!?俺は夏侯惇だ。
関羽を追ってきた夏侯惇が言った言葉。
曹操から通行手形を貰っていなかった関羽は、5つの関所を破ることになりました。
夏侯惇は「丞相は、関羽が道中で将兵を斬ったことをご存じない。この俺が生け捕りにして処罰を下していただく!」と関羽に挑みかかり、関羽と互角の戦いを演じました。
別に名言ではありませんが、なぜかこの『三国志 Three Kingdoms』では夏侯惇がここにしか登場しないので取り上げました(笑)
第26話「古城に再会す」
名言No.080
張飛、見たであろう。この関羽、決して恩義を忘れたりはせぬっ!
追ってきた曹操の将・蔡陽を討ち取って見せた関羽が、張飛に言った言葉。
道中、元黄巾賊で山賊をしていた周倉を仲間に加えた関羽は、大変な荒くれ者がいるという古城に立ち寄りました。すると、そこにいたのは生死も知れず離れ離れとなっていた張飛でした。
ですが張飛は、関羽に再会を喜ぶ暇すら与えず、「曹操に降った裏切り者めっ!」と突きかかってきます。
ちょうどその時、甥の仇と追ってきた曹操の将・蔡陽を討ち取って、関羽は張飛に身の潔白を示しました。
名言No.081
今日我ら四兄弟、古城の桃園で相まみえた。感慨も一入だ。
関羽・張飛・趙雲と再会した劉備が言った言葉。
周倉から「古城の近くの砦に勇猛な将軍がいる」と聞いた関羽と張飛が様子を見に行くと、なんとその将軍の正体は趙雲でした。
この時関羽は、砦の主・関定の息子・関平を養子にします。
そこへ、袁紹の元を脱出した劉備が古城に向かっているとの連絡が入り、離れ離れとなった劉備・関羽・張飛・趙雲は再開することができたのでした。
第27話「官渡の戦い」
名言No.082
お止めして死ぬとあらば、それも本望っ!
曹操との短期決戦に反対する田豊は、決戦を決意した袁紹の怒りを買って投獄されていました。
袁紹軍が、今まさに出陣しようとしていることを知った田豊は、袁紹に諫言するため看守に筆と墨を求めました。
「次は投獄では済まなくなるのでおやめなされ」という看守に田豊が言ったのがこの言葉です。
田豊の諫書を読んだ袁紹は「大戦を前に士気が削がれる」と大いに怒り、袁紹の三男・袁尚などは「出陣前の生贄にすべし!」と進言しましたが、許攸の取りなしによって、田豊に勝利を見せた後に処分することにしました。
名言No.083
袁紹、儂がそなたなら、決して曹孟徳とは和睦などせぬ。
袁紹軍と対峙した曹操は、戦の前に袁紹を茶に誘いました。
両軍の中間地点で向かい合う曹操と袁紹。
そこで曹操は、これ以上ない程へりくだった態度で袁紹に和睦を申し入れます。
ですがこれは、精兵を袁紹軍の背後に回り込ませるための時間稼ぎをする、曹操の作戦でした。
そして、十分に準備が整ったと見た曹操は、急に不遜な態度を取って袁紹に言いました。
「袁紹、儂がそなたなら、決して曹孟徳とは和睦などせぬ。大きな墓1つ与えるのみであるぞ。なぜなら、曹孟徳に最後の息がある限りは、孟徳が必ず勝つからだっ!!」
そう言うと曹操は、大きく1つ高笑いをしたかと思うと、袁紹を馬鹿にするようにおどけながら自陣に戻って行きました。
第28話「田豊、死諫す」
名言No.084
奴の進言を聞き入れておれば、かような事にはならなかった…。
曹操の計略により緒戦の敗北を喫した袁紹が、決戦に反対した田豊の言葉を思い出して言った言葉。
「やはり田豊は正しかった」と袁紹は、「即刻田豊を釈放し、これからは重用することにしよう」と言いました。
すると許攸は、袁紹軍の敗北を知った田豊が牢屋の中で「主君は凡庸であり、独りよがりで仕える価値もない。自分の進言に耳を貸さぬゆえ、大敗を喫したも必然の結果だ」と吹聴していると袁紹に吹き込みます。
これを聞いた袁紹は激怒して、「田豊を斬れっ!」と命令を出しました。
名言No.085
私も長くはあるまい…。
「袁紹が官渡で大敗したこと」を伝えた看守は、進言が的中したのだから「また主君からお召しがあるはずです」と田豊を励まします。
ですが、田豊はゆっくりと首を振ってこの言葉をつぶやきました。
はたして袁紹から「自害するように」との命令が届いた田豊は、落ち着いて袁紹に遺書をしたためると、「口惜しや…、まこと無念ぞっ!」と叫んで、星明かりの下自害して果てました。
名言No.086
撤退はお勧め致しません。むしろ、進軍をお勧めします。
軍の進退を問う曹操の書簡を読んだ荀彧が、曹丕に言った言葉。
許都で留守を守る荀彧のもとに曹操から、「兵糧が残り少ないが、撤退するべきか、このまま進軍するべきか」を問う書簡が届きます。
荀彧は、曹操が撤退を望んでいることを知りながら、敢えて進軍を勧めました。
名言No.087
そなたたちの心にある曹操への恐怖心が、奴の強さを助長しているのです!
曹操のなすことすべてが謀に見えてしまっている郭図に許攸が言った言葉。
曹操の陣を偵察していた許攸は、徐州に向かう伝令を射殺し、補給を請う曹操の軍令を手に入れました。
許攸は「曹操軍の武器・兵糧が不足している今こそ好機!」と、総攻撃を進言します。
ですが、その場にいた郭図は、「曹操は我々をおびき出すためにわざと軍令を奪わせ、伏兵を置いて待ち構えているに違いない」と言い、袁紹も郭図を信じて攻撃を仕掛けようとはしませんでした。
続き
【スリキン】三国志 Three Kingdoms 名言集06(第29話〜第32話)
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画像引用元
中国ドラマ『三国志 Three Kingdoms』